アメリカ携帯電話 HanaCellの日記

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サンフランシスコの家賃

こんにちは、店長の姉です!

 

サンフランシスコなんですけども、家賃が結構高いです。1990年の終わりに、アメリカ、特にサンフランシスコ、シリコンバレーではインターネット関連の’ドットコム会社’と呼ばれる多くのIT企業が設立されて、1999年から2000年にかけて株価が異常に上昇しましたよね。その影響でこちらには本当にたくさんの人が住んでいて、空いてるアパートなどない状態でした。

 

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残念ながら2001年にかけてバブルではじけてしまいまって、たくさんのドットコムの会社が倒産したりなくなったりしていき、また人もサンフランシスコから去っていきました。

 

最近なんですけれどもまたIT企業の景気がよくなってきたのか、いろいろなIT企業もシリコンバレーではなくサンフランシスコにオフィスを持つようになったのが影響してか、新しいアパートやコンドミニアムなどのビルが建設中なのをよくみます。

 

それと平行して元々結構お高めのアパートの家賃がどんどんあがっていると聞きます。どうやらとうとうサンフランシスコがニューヨークをぬいて家賃がアメリカ内で一番高い市にランクインされたようです。こちらの記事を見ていただければわかりますが、スタジオアパートで、$2295! 一つベッドルームがあると$3000近い値段です!

Top 10 priciest U.S. cities to rent an apartment

 

今月の記事では、家賃が払えなくなってしまった人達の立ち退きの数が2010年の2月から2013年の2月までに38%増えて、同じ期間に家の値段が22%も増えたそうです! 借りるより家を買った方がいいという訳ではないようですね。

San Francisco evictions surge, report finds - SFGate

 

一応サンフランシスコ市にはRent Controlというものがあります、市が毎年提示する%以上は家賃の値上げをしてはいけないというものです。長年同じアパートに住んでる人には有利ですよね。たとえば何年ものあいだ2ベッドルームの部屋を$800で借りている人の隣には、同じ間取りで$2500の家賃を払っている人がいる、なんてことがおこったりしますし、長年住んでた人が引っ越していけば、大家は家賃をグンと上げることができます。

 

家賃は高いし物価も高いし、ほんとに住んでいる私たちはよくやってる、とおもっちゃいます!

 

ちなみに、クラシファイドで、こんな広告があったそうです。どなかた自分のソファーを$1075貸す! というものです! 部屋、ではなくソファーですよ、びっくりです! 広告には自分で寝袋を持ってくるようにとも書いてあったそうです! このアパートはスタジオアパートメントで、ソファー、とかでなくてもだいたいこのくらいの相場なんだそうです。

Couch-crashing in S.F. will cost you $1,075 a month

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この記事の終わりに紹介されてる外のベッドよりは断然いいですけどね!

Ridiculous Rent of the Day: $2,100 for a Curbside Bed in San Francisco