アメリカ携帯電話 HanaCellの日記

アメリカの携帯電話情報からHanaCell(ハナセル)スタッフの日常までお届けします

我が社長、トニー・スミス(Tony Smith)

こんにちは!
私の趣味の一つは、油絵です。絵はとっっっっっっっても下手なのですが、あのペタペタと絵の具を重ねていく過程がとても気に入っています。ロンドンに移る際、日本からある程度の画材をもってきたのですが、さすがにオイル系とイーゼルはもってこれず、まだ始められる状況ではないのですが、、、昨日ひたすら描きたい症候におちいりました。週末、画材を集めて日曜日にでも描きはじめられたらなー、と思っています。皆さんは、週末のプランはお決まりですか??


今日のHanaCellの日記は、弊社社長、トニー・スミスのご紹介です。
・・・といっても、どこからご紹介したらよいのか、、、あまりにもエピソード満載の方なんです^^

いつでも、GO, GO, GO!!


トニーは、何十年か前、初めて日本に行き、そこで見た日本の携帯電話に衝撃を受けました。
全面フルカラー、カメラ機能、コンパクトな携帯端末。
「日本の携帯は欧州で、必ずヒットする。」
と信じたトニーは、日本語も携帯についてもよく分からないまま、200台購入、イギリスに持って帰りました。


意気揚々と端末をあけ、さ、まずは社員に日本の携帯の素晴らしさを見せようとしたところ、、、使えない^^; そうなんです。当時の日本の携帯は独自のネットワークを利用していたため、欧州では全く使えなかったんです!


その時の様子をトニーは笑いながらこう話してくれました。
「200台無駄にしただけじゃないんだよ。日本語が分からなかったから、適当にサインをしたのだけど、どうやら月額基本料金もかかってたみたいでね。後から膨大な請求がきてびっくりしたよ!はは!!」


こんなトニーですから、社員が新しいことをするのに全く躊躇しません。「無理だと思うけど、○○がしたいんですよね」って言うと、必ずトニーは、「That's great!!!! Do it!!! GO, GO, GO!!」と鼓舞します。トンチンカンなアイデアだとしても、トニーは絶対否定しません。質問をしながら、軌道修正します。

いつでも、褒め殺し♪

トニーは、今でこそ実業家ですが、初めての職業はなんと、学校の先生なんです。そのため、とても人を育てるのが上手い。褒めて、褒めて、分かっているのだけど、その気にさせられます(笑)


私は、店長の吉田に面接をしてもらい、その後、本社でトニーに面接をしてもらいました。面接、といっても、なぜかランチで、ラム肉を食しながらでしたが^^;
最後のデザートの時にトニーが
「モベルで働く気があるか?」
と言われて、私が「もちろんです!」と返事をしたところ、トニーからの返事は、、、
「ありがとう!僕は本当に幸せだ!ダイアモンドを見つけたようなものだ!!!」


・・・ダイアモンドですよ、ダイアモンド。親にだって、彼氏にだって言われたことはありません(笑)


トニーは、一言では表せない人です。エネルギーに満ち溢れていて、頭がよく、努力家で、それでいて人柄が温かい人です


トニーは、本社があるStaffordshire出身です。彼は、おそらく75歳。社長だし、もう引退してもいい年なのに(引退させたい訳ではないですよ!!)、今日もおそらくバリバリ働いていると思います☆


それでは、皆さん良い週末を〜!